ブラシ/ブルーム

カーリングブラシ(ブルーム)の選び方です。
(例によって、意見には個人差があります)

カーリングブラシには大きく分けると

  1. 公式戦で使えるブラシ
    •  ヘッドの交換ができるナイロンブラシ
  2. 公式戦では使えないブラシ
    •  ヘッドの交換ができないブラシ
    •  公式戦用のヘッドが出ていないブラシ
    •  毛ブラシ
    •  コーンブルーム(もはや骨董品的なものですね。)

があります。

これから道具を買う人は、たとえ公式戦に出ることはなくても①の公式戦で使えるブラシを買えばいいと思います。ただ、②の中でも毛ブラシについては、練習用ブラシとして手に入れてもいいかもしれません。(理由は後述)

国内で手に入りやすいブラシのメーカーと製品名

  • バランスプラス/ライトスピード
  • ゴールドライン/エアヘッド
  • ハードライン/アイスパッド
  • パフォーマンス/スパイダー/シグネチャー

ブラシの構成としては、ハンドル(棒部分)にブラシヘッドを取り付けて、氷に当たる面にパッドを取り付ける形になってます。

ハンドルの太さは、1インチのものと9/8インチ(1と1/8インチ)のものがあるようです。

パッドの互換性について

一昔前のバランスプラスのヘッドと、パフォーマンスシグネチャーのパフォーマンスヘッドは、ヘッドのネジの場所とピッチが同じなので、パッドにも互換性がありました。

今は、どのメーカーも自社パッドを売るうまみを知ったのか(^_^;)どのメーカーも互換性はなくなったようです。
2016年シーズン?から、競技会には公式ブラシパッドしか使えなくなりました。

公式パッドの特性は、

  • 非公式パッドに比べて効きが悪いこと
  • 効いている状態が長持ちしない(持ちが悪い)こと

なので、オープン戦しか出ない人は無理して公式パットを使う必要はないので持ちのよい非公式パットを使うのがいいと思います。

さて、ここからは私の意見です

もし、あなたがもうこれ以上体力を付けることができないシニア選手であれば、最先端の軽いヘッドがついたブラシを手にれればいいと思います。具体的にはライトスピードのSとか、ハードラインのアイスパッドです

が、これから体力をつけられる人なら、できれば少し重いブラシを手に入れた方がいいと思います。

重いヘッドで練習すれば、軽いヘッドに変えたときに軽さを実感できますが、最高に軽いブラシを最初に使ってしまったら

それに変わるより軽いヘッドはないからです。

あと、デリバリーの時の安定感は、重いブラシの方に分があります。ブラシ全体が軽い(主にハンドルが軽い)と、ブラシ全体の重心がヘッド側に寄りすぎて、ブラシを持つ位置がヘッドに近くなり、自然とかがんだ姿勢でスイープすることになります。
しかし、この姿勢は筋肉が付いていないと腰が痛くなります。体がスイープになれるまでは、ブラシのヘッドから遠い位置で自然に持てるブラシがいいと思います。

だんだん、手に入れるのが難しくなって来てますけどね。

最後に毛ブラシの使い方なのですが、
毛ブラシは
氷との摩擦が少ないので、体重をかけつつブラシを滑らせる感覚を掴みやすいと思います。練習用にわざわざ買うほどの事はないと思うのですが、もし貸してくれる人とかいるようであれば、借りてきちんと 練習するとうまくなると思います

For all curling fans.

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