車いすと健常者が対戦するときのルール(信州エリア)

信州エリア(軽井沢アイスパーク・カーリングホールみよた)では、
オープン大会において、チェアチーム、または
チェアカーラーと一般カーラーの混在チームが、
一般チームと戦うことがあります。

このときのルールは、当然JCAのルールブックには記載されておらず、
ローカルルールとして決めているのですが、
平昌以降新しく始めた一般カーラーには、口頭で伝えられるだけで
明文化されていないため、混乱を招いているようなので、
改めてまとめてみたいと思います。

なお、この文章では、
車いすカーリングプレイヤーのことを、チェアカーラー
車いすカーリングプレイヤー以外のことを、一般カーラー
チェアカーラーだけで構成されたチームのことを、チェアチーム
チェアカーラーを含まないチームのことを、一般チームと表記します。

  1. チェアカーラーはスイープをしない。
  2. 一般チームのプレイヤーは、自分のチームが投げる番では、通常の4人制カーリングのルールに従ったスイープをして構わない。
  3. 一般チームのプレイヤーは、チェアカーラーの投げる時には、チェアカーラーの石によって動かされた自分の石や、ティーラインの後ろであってもチェアカーラーの石をスイープしてはいけない。
  4. 一般チームのプレイヤーは、混在チームが相手でチェアカーラーの投げる石をスイープするプレイヤーがついているときは、一般カーラーが投げた石同様のスイープをしてもかまわない。
  5. 混在チームにおいて指示する立場の人は、チェアカーラーの投げる石をスイープしてはいけない。また、チェアカーラーの投げた石によって動かされた自分の石をスイープしてはいけない。
  6. 混在チームにおいて指示する立場以外の人は、自身、または、他の一般カーラーが投げた石を、通常のルール通りスイープしてかまわない。このとき、相手チームのプレイヤーも、通常のルール通りのスイープをして構わない。

また、チェアカーラーは、ホグライン手前から石を投げますので、相手チームの人はエンドの切り替えの時には、ハウスエンドではなく、チェアカーラーがとりやすい位置に石を集めるのを手伝ってください。

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For all curling fans.

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