競技カーリングと、障がい者について

カーリングという競技は、老若男女問わず楽しめるスポーツだと思います。

男女や年齢の差が、カーリング競技の強さの差としてあまり現れないため、
オープン大会など、だれもが参加できる試合では、
子供たちだけのチーム、家族チーム、シニア+ジュニアのなど
男女の区別なく、好きな人と好きなように組んで大会に出ることができます。
(そして、子供のチームに大人が負ける、女性のチームに男性が負けるということがしばしば起きます。)

そしてそれは障がいを持っている人にも当てはまります。
ハンディキャップがあっても、ちょっとした工夫で楽しく対戦できるのもカーリングの特徴だと思います。

一方で、世界、最終的にはオリンピックを目指して戦う競技カーリングもあり、
それぞれに楽しくい世界が広がっています。

競技カーリングについて

競技カーリングにおいては、現在、日本選手権が行われている大会は、以下の通りです。
【】内は、簡単な参加条件です。

  • 男性【4~5人の男性によるチーム】
  • 女性【4~5人の女性によるチーム】
  • 男性ジュニア【21歳以下である4~5人の男性によるチーム】
  • 女性ジュニア【21歳以下である4~5人の女性によるチーム】
  • 4人制ミックス【男性2人と、女性2人によるチーム】
  • ミックスダブルス【男性1人と、女性1人によるチーム】
  • 車いす【普段から車いすを常用している人・男女混合で4人~5人によるチーム】
  • 男性シニア【前年6月時点で50歳に達している男性4~5人によるチーム】
  • 女性シニア【前年6月時点で50歳に達している女性4~5人によるチーム】

の部門にきっちり分かれています。
それぞれ世界選手権が設定されていて、毎年どこかの都市で大会が行われています。

現在、男性・女性・ミックスダブルスは、オリンピック種目となっています。
車いすカーリングは、パラリンピック種目となっています。

障がい者カーリングについて

前出の分類の中で、障がい者として、きちんと部門が分かれているのは、車いすカーリングだけです。
聴覚障がい者や、視覚障がい者は、日本国内での大会においては、特に分けていません。
したがって、単純に性別・年齢に従ってチームの中に入ったり、
条件に従った障がい者だけのチームを作って参戦することになります。

なお、聴覚障がい者は、「デフリンピック」という聴覚障がい者だけの大会が設定されています。
また、毎年、デフ世界選手権(男性・女性・ミックスダブルス)も開かれています。
(ちなみに、デフ(Deaf)は、聴覚障がい者を表す英語です。)

参考

オープン大会などで、車いすカーリングのチームと、非車いすカーリングチームが対戦するときのルール(信州エリア)です。

車いすカーリングと健常者が対戦するときのルール

For all curling fans.

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